ドラえもん [5年理科]

今年の学校も、電磁石の単元は、キットを使った授業を行なわれる
とのことで、使用するドラえもんの電磁石キットを購入しました。

でも、なかなか余裕がなくて、まだ組み立てていません。

DSC00144.JPG


教材購入 [理科支援]

別の支援員さんから、
新年度の必要教材をピックアップするよう先生に言われたので、
リストを作っているのだとお話がありました。

見ると、3~6年生のそれぞれ、
新教科書をチェックし、要りそうな物品を書き出しておられました。
これ、新指導要領の移行時期に私もやりましたが、
結構、時間がかかるんですよね・・・。

私もなにか手伝えれば・・と思ったのですが、
もうその日のうちに提出するのだということで、
5年生の物品だけでも確認して欲しい、と。

今年度までは、啓林館でしたが、次年度は東京書籍に変わるらしく、
支援員さんは、教科書の実験に応じた教材を、と思われているようで、
例えば、今やっている「ふりこ」の実験、
東京~を見ると、釣りなどで使う鉛のおもりが使われており、
現在と違うため、新しく購入したほうがいいかも?と言われたのですが、
それは・・・・(゚ー゚;

そこまで、新しい教科書のこだわらなくても、
代用できるものは、それでいいのでは?と思うのです。
もっとも、その支援員さんにしてみれば、
教科書通りの実験をするには、それを同じものがあるほうが
先生にとっても問題なく出来るのではないかというお気持ちなのです。
それはよく分かるのですが・・・。


授業は、その年の受け持ちの先生によっても違いますよね。
もうひとつ5年生で例にとれば、「電磁石」の単元。
これまでの支援では、多くの学校で、
実験キットを使った授業が行なわれています。
モーターカーだったり、サッカーゲームだったり・・・

それらは、教材として授業に使えるようなキットになっているので、
必要なものは、電源装置などで、それ以外はほとんどありません。

けれど、学校によっては、教科書通りの授業を行なった後で、
キット製作をする場合もありますし、
補助的に、キット以外のものを使用する場合もあります。

前者なら、エナメル線などは不要ですが、後者の場合、
必要な場合も、あるということです。


とりあえず、おもりはリストから外してもらって、
ミョウバンは必須!とお伝えしました。


5年以外の物品で、他に話したのは、「双眼鏡」です。
月の観察に用いるためですが、
現状では、夜に児童達と双眼鏡を使って観察することは
なかなかありません。
それでも、前任校には、理科室に双眼鏡がありました。
月の観察ではなくても、使う場面はあるかもしれませんね。


以前の支援校で、理科担当だった先生から、
新しい(型の)電源装置は、1年に1台ずつ追加して購入しているのだと
お聞きしたことがあります。
予算で一度に8班分は無理だからね、とおっしゃってました。

備品購入も、それぞれの学校によって異なりますね。
次年度、何学年を受け持つかも、まだ分からないこの時期ですから
先生方にとっても、悩ましいことなのかもしれませんが・・。

ひとまず私は、在庫確認をかねて、
理科室と準備室のレイアウト表を仕上げるよう頑張ります。



おもりをふったとき(平均値を出す) [5年理科]

ふりこは10往復させる実験を3回行い、
平均値を求めて結果を比較します。

平均値.JPG

平均値を求めた後、「10で割って、小数点第二位を四捨五入する」では、
10で割る=小数点を1桁移動させる  ・・・を忘れている子が結構いて
さらに「÷10=」と計算しています。~それは、いいとして、
小数点第二位を切り捨ててしまう子も少なくありませんでした。
また、何度もやっていると、慣れも生じてか、
うっかり半往復でストップウォッチを止めてしまう場合もあり、
実験結果の記録を見て回り、アヤシイところは指摘します。

ところで、
例えば10往復させた平均値が19.75秒の場合、
1往復の時間を小数点第二位で四捨五入すると2.0秒になります。
データとして、2.0と書かせたいので、そう指摘すると、
小数点以下はゼロなんだから、「2」なのだ、と言う子もいます。
算数では、解答欄にそう書くよう習っているためでしょう。

黒板.JPG

黒板2.JPG


それはそうと、少し前から気になっているのですが、
電卓に入力する際、両手を使う子が多いですね。

私なんて、
仕事では右手で電卓をたたき、左手で伝票をめくる・・が普通なので、
両手で数字をたたく様子は、違和感があります。
(そういえば以前、郵便局の人が、左手で電卓を打って、
右手にペンを持っていたのを見たこともありますが)

ゲームとか携帯とか・・の影響かな?と思ったり・・・

しかし、工作教室などを行なった際には、
両手が使えない子どもがたくさんいるんですよ。
両手を同時に動かしてなにかを作ることができないんです。

そんなことを思い起こすと、不思議だなぁ・・と思うのでした。














おもりをふったとき [5年理科]

【ふりこが1往復する時間を、条件を変えて実験します】
・ふりこの長さが、50cm、1m (振れ幅10cm)
・ふりこの重さが、おもり1個、2個 (振れ幅10cm)
・ふりこの振れ幅が、10cmと20cm (おもり1個)

スタンド.jpg

教科書にあるように、スタンドにクリップを取り付け、ひもを固定しますが
なぜか毎年、この「ひも」が学校にはありません。
実験の都度、廃棄してしまうのでしょうか・・・?

そんなわけで、ふりこ実験用のひもを作ります。
といっても、たこ糸にビーズ(アイロンビーズ用)を結びつけるだけですが、
これが意外に、長さをきちんとそろえるのに時間がかかります。

今年度の学校は、10gのおもりについているフックの広さが
あまり余裕がなかったので、おもりを吊り下げる部分は
たこ糸でリングを作りました。

青ひも.jpg

おもりに大きめのフックがついている場合は、
キープレートなどに使用するリングをつけると、やりやすいと思います。

リング.JPG

ビーズは、先生が指示しやすいよう、赤と青の二色にしました。

赤青.jpg

クリップに取り付けるときは、ビーズを挟み込むようにすると
ストッパーの役目をします。

クリップアップ.jpg



もののとけ方(ミョウバンのかざり) [5年理科]

当初、ミョウバンのかざり作りは、1月に入ってから行う予定でしたが、
単元の区切りをつけるため、冬季休業前の最後の日までで調整し、
全クラス、終了することができました。

今年度は、200mlビーカーに4人ずつ、モールを吊り下げて作りました。
1時間で作るため、モールに結晶ができる様子を
じっくり見ることができなかったのが残念です。

一人分だけであれば、30分もあれば結晶がつくのですが、
4人分ともなると、1時間近くかかりました。

ただ、翌日以降までビーカーの中にモールを入れたままにしておくと
結晶が溶けてしまうため、
ほどよくついたところで、バットに引き上げておきます。

このとき、ティッシュペーパーなどを敷くと
乾いた際、結晶にくっついてしまうため、
ろ紙かクッキングペーパーの上に置いて、
余分な溶液を軽く吸わせる程度で、すぐにバットの上に並べて乾燥させます。

モール結晶.jpg

2年前に作ったモールの結晶や、
大きな粒にした結晶を持参し、授業中、紹介しました。

ミョウバン1.jpg

ミョウバンイヤリング.jpg



モールの結晶で使ったミョウバン溶液は、ろ過して乾燥させ、
再度利用できるようにしました。

ミョウバン再利用.JPG

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