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ふりこのはたらき・応用編 [5年理科]

電磁石のキットづくりも終わり、
今年度、最後の授業には、ふりこの単元の復習を兼ねて(かな?)
衝突球の工作を行いました。

以前から、科学館等の工作教室で実施してきた内容で、
ビー玉を使って作ります。

ビー玉.JPG

思えば最初の学校では五連球にしましたが、
調整が困難だったり、3つで十分楽しいとの意見をいただいたので
最近は3球で作るようにしています。

最初にふりこの授業を振り返ってから、工作にかかります。
時間がかかりそうな部分は少し加工を進めておきましたが、
ゆっくり進めて、ほぼ2時間で出来上がりました。

あまり頑丈ではないので、すぐに壊れちゃうかな?
でも、私自身は、とても楽しい時間を過ごすことができました。

衝突球.JPG



ドラえもん電磁石キット [5年理科]

ドラえもん「電流の働き実験セット」ですが、
キット内容そのものは、「サッカーロボ」よりも簡単に出来るように感じました。
ただ、やはり細かい部分では、児童達のトラブルは相次いでいて、
中でも多く見られたのが下記の箇所です。

(1)付属の導線の皮膜が切れにくい!

導線(黄).JPG

先生方ともお話していたのですが、こういったキットで使用されている
“黄色”の導線ですが、爪を使うと簡単に切れ目の入るものが普通です。

しかし、このセットの導線は、かなり切れにくく、
児童達の皮膜剥がしを手伝いましたが、やってると5人目(一人×3~4本)
くらいから、爪が割れてきます(^-^;)

ハサミを使う子もいましたが、皮膜自体は薄いため、
最初は、ほぼ100%切り落としてしまいます。
ハサミの場合は、切れ目を入れるというよりも、爪の代わりに
少し押さえる程度という感覚でやった方が良いです。

(2)モーター用のコイルのエナメル線をはがす箇所

エナメル線はがし.JPG

図では、端から約4cmを剥がすようになっていますが、
エナメル線の巻き終わりが、モーター用ボビンのツメの位置より
かなり離れている児童もいて、
その場合、端を4cm~では、エナメル線がツメにかかる部分は
ほとんど剥がれていないということも起きてしまいます。

特に、最終的にドラえもんを動かす際に、回転の弱いものは、
このエナメル線の剥がれ方と、ボビンのツメへの巻き方が適切でなく、
接触不良になっているものがほとんどでした。

(3)エナメル線の折れ、もつれ
このキットで使用されているエナメル線は、0.5mm程度の太めのもので、
もつれにくいかなと思っていたのですが、やはり児童には難しいようで、
何人も、ループしたままで伸ばしてコブを作っているものを見かけました。
また、もつれてしまい、授業の半分以上を、それをほどくのに使ってしまったり・・

乾電池エナメル線.JPG

普通は、もつれてしまわないよう、乾電池を使用するように、とありますが、
「巻き」は太いほど使いやすいので、
350ml以下のペットボトルに水を入れたものに、一旦巻きつけ、
そこから巻き取りながらコイルを作ったほうが良いように思います。


このほかにも、

・電池ボックスの乾電池のつながり方がよく理解できておらず、
電池が逆だったり、配線で電池1個分しかつながっていない

・付属の導線のビニル皮膜を剥がした後、
エナメル線のようにサンドペーパーをかけている、または、
「これも、はがすんですか?」とたずねてくる

・モーター押さえをなくしている(導線用のプラグを代用できる)

など、数名ありました。

また、モーターの回転確認の際に、確認だけでは足らず
長時間、電池を消費してしまい、
肝心のドラえもんを作動させる頃には、随分消耗していたり・・・
こうなると、正常に動くはずのものも「動かない」とあせってしまうので、
できれば、作動テスト用に、電源装置や替えの電池があると良いです。


ドラえもん [5年理科]

今年の学校も、電磁石の単元は、キットを使った授業を行なわれる
とのことで、使用するドラえもんの電磁石キットを購入しました。

でも、なかなか余裕がなくて、まだ組み立てていません。

DSC00144.JPG


おもりをふったとき(平均値を出す) [5年理科]

ふりこは10往復させる実験を3回行い、
平均値を求めて結果を比較します。

平均値.JPG

平均値を求めた後、「10で割って、小数点第二位を四捨五入する」では、
10で割る=小数点を1桁移動させる  ・・・を忘れている子が結構いて
さらに「÷10=」と計算しています。~それは、いいとして、
小数点第二位を切り捨ててしまう子も少なくありませんでした。
また、何度もやっていると、慣れも生じてか、
うっかり半往復でストップウォッチを止めてしまう場合もあり、
実験結果の記録を見て回り、アヤシイところは指摘します。

ところで、
例えば10往復させた平均値が19.75秒の場合、
1往復の時間を小数点第二位で四捨五入すると2.0秒になります。
データとして、2.0と書かせたいので、そう指摘すると、
小数点以下はゼロなんだから、「2」なのだ、と言う子もいます。
算数では、解答欄にそう書くよう習っているためでしょう。

黒板.JPG

黒板2.JPG


それはそうと、少し前から気になっているのですが、
電卓に入力する際、両手を使う子が多いですね。

私なんて、
仕事では右手で電卓をたたき、左手で伝票をめくる・・が普通なので、
両手で数字をたたく様子は、違和感があります。
(そういえば以前、郵便局の人が、左手で電卓を打って、
右手にペンを持っていたのを見たこともありますが)

ゲームとか携帯とか・・の影響かな?と思ったり・・・

しかし、工作教室などを行なった際には、
両手が使えない子どもがたくさんいるんですよ。
両手を同時に動かしてなにかを作ることができないんです。

そんなことを思い起こすと、不思議だなぁ・・と思うのでした。














おもりをふったとき [5年理科]

【ふりこが1往復する時間を、条件を変えて実験します】
・ふりこの長さが、50cm、1m (振れ幅10cm)
・ふりこの重さが、おもり1個、2個 (振れ幅10cm)
・ふりこの振れ幅が、10cmと20cm (おもり1個)

スタンド.jpg

教科書にあるように、スタンドにクリップを取り付け、ひもを固定しますが
なぜか毎年、この「ひも」が学校にはありません。
実験の都度、廃棄してしまうのでしょうか・・・?

そんなわけで、ふりこ実験用のひもを作ります。
といっても、たこ糸にビーズ(アイロンビーズ用)を結びつけるだけですが、
これが意外に、長さをきちんとそろえるのに時間がかかります。

今年度の学校は、10gのおもりについているフックの広さが
あまり余裕がなかったので、おもりを吊り下げる部分は
たこ糸でリングを作りました。

青ひも.jpg

おもりに大きめのフックがついている場合は、
キープレートなどに使用するリングをつけると、やりやすいと思います。

リング.JPG

ビーズは、先生が指示しやすいよう、赤と青の二色にしました。

赤青.jpg

クリップに取り付けるときは、ビーズを挟み込むようにすると
ストッパーの役目をします。

クリップアップ.jpg



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