もののとけ方~導入2~ [5年理科]

理科支援・校内研修会/全体研で、校内の先生方全員が参加されました。

①前時の振り返り   
 ・生活の中の「とける」という言葉
 ・「水にとける」と思うもの
     【問 題】
     どのようになると水がものにとけたといえるのだろうか?
②予想
 ・4種類の物質を使って実験、観察を行なうことを提示し、予想する。
③実験
 ・4種類のものを溶かし、観察する。
④結果
 ・「混ぜたとき」「しばらくして」に分けて記録する。
⑤考察
 ・実験結果から、溶けるもの、溶けないものに分け、理由を考える。
⑥まとめ
 ・ものが水にとけるということは、どういう状態なのか?をまとめる。
 ・次時の学習課題について(食塩のとけ方を詳しく観察する)

準備物(8班分)
準備物トレイ.JPG
ビーカー×4(水80mlを入れておく)
食塩1g・ブラウンシュガー1g・黒土1.5g・片栗粉1g
実験用雑巾1枚 ガラス棒4本

※45分間で授業を行なうため、水も汲み置きしておきました。
ガラス棒も、洗う手間を省くため、1種類1本、各班ごとに用意します。

4種類の物質ですが、薬包紙で包み、ビニールテープで
中に入れてあるものを表示しておきます。
  以前は、ビーカー側にも同色で テープ表示 しておく方法を
  取っていましたが、今回は、薬包紙を開く際にはがしたテープを
  そのままビーカーの表示に使うようにしました。

また、4種類の物質について、
実験前に児童に見せられるよう、チャックつきポリ袋に用意することにしました。
試薬見本.JPG

教育委員会の先生からの講評で、これが各机にでもあれば
より良かったかも・・・とありました。

また、「土」では、机が黒いため、下に白い紙を敷いたほうが良いとの指摘も。
「片栗粉」が白色のため、不要だと思っていましたが、
たしかに黒土は溶け残りが見えにくかったように思います。
1種類だけでも、黒い紙を用意しておいたほうがよかったかもしれません。



実験では、その様子をワークシートに記入していきます。

ワークシート2.JPG

予想では○×を記入しておきますが、
結果については、「どのようになれば水がとけたということになるのか?」
を、観察した内容を元にまとめた後、
最終的に判断する流れとしました。

観察した様子については、
・なくなった
・見えなくなった
と、表現の違いが出ており、
「水にとけたもののゆくえ」での水溶液の重さの比較実験での
良い課題になったと思います。

ビーカー4.JPG 

その他、このクラスでも、食塩を溶かした後の気泡に気づく班が
いくつかありました。
溶かした物質と違うのは明確なのですが、
水に気体が溶けているのを学習するのは6年生になってから。
なにか、気泡についてわかりやすく伝える方法があれば良いのですが・・・・


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