もののとけかた(研修会準備)2 [5年理科]

昨日、さらに別のクラスで、同内容の授業を行いました。

「土」については、
けと土をやめて、黒土を持参。

一度だけ洗い出し作業を行い、蒸発皿にて乾燥。

黒土洗い出し.jpg

(やっぱり、これだと「土」って感じだなぁ)
と思いながら、先日の校庭の土と比べてみます。


上左が校庭の土、上右が黒土、
下が、試しに混ぜてみた混合土です。

土比較S.jpg

水に入れて実験。左が混合土、右が黒土です。
やはり濁りも欲しいので、黒土のみで準備することにしました。

混合土比較.jpg



実際の授業では、
①片栗粉
②土
③コーヒーシュガー
④食塩
の順に、水に入れて混ぜていくのですが、

①・・・・かきまぜ(数秒)→「とけたとけた!」

②・・・・かきまぜ(数秒)→「とけた?」「にごった」「とけないよ」



③・・・・かきまぜ(数秒)→「とけないよ」

③コーヒーシュガーは、
今回は、少し粉砕して、量も減らしていたのですが、
やはり、かきまぜてる途中で、あきらめちゃうんですね・・・(-_-;)

で、前回の授業後の打ち合わせ通り、子ども達に
「粒が減ってるってことは、もうちょっと混ぜてみるといいかも?」と
声掛けをしてみたり、代わって混ぜてみたりしていきました。

そうすると、もちろん「なくなった」という結果にたどり着くのですが・・・

このクラスでは、
「じゃ、片栗粉や土も、もう少し長く混ぜていたら溶けてたのかな?」
という疑問を持つ子どももいたのです。

それは、たしかに自然な流れの中で思いつくことでしょうし、
大切な気づきだったりするんですよね。


しかし、「しばらく置くと?」の状態を観察するため、
一度混ぜたら、途中でもう一度混ぜるということは禁じています。

ですから、この日の授業では、
④食塩・・・・(1分程度)→「とけたとけた」

と、続行しましたが、
終了後、先生と二人で、またまた検討会です。

コーヒーシュガーを使う理由はあくまでも
「色がついていても透明=とけている」を認識させたいためなので、
「とけにくい」という障害をなくし、
粉末にしたコーヒーシュガーを使おうか?と・・・。

でもそれでは「コーヒーシュガー」じゃないですよねぇ・・




というわけで、色つきの砂糖(ブラウンシュガー)を、
溶かす物質に加えることにしました。


明日、最終的な打ち合わせをして、研修会本番は25日(木)です。

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