メダカのたまご(6月11日) [5年理科]

先に水中の微生物の観察を終えた2クラスです。
メダカの卵の観察を行いました。

両クラスとも、卵が採取できていないため、
この日は、我が家のメダカの卵を持参しました。

(※本当なら、教室に置いてあるメダカの水槽を見せてもらえばいいのですが
まだ授業二日目で、やや遠慮気味の私なのでした・・・)

【課題】
毎年だったりするのですが、どの班も、共通してピント合わせが不十分です。
視野に入って、卵がある!と見えた段階で満足しちゃってるというか・・・・
1班ずつ見て回って、ピントを合わせて、
ピントが「合ってる」と、こんな感じよ?と声をかけていきます。

また、実はみんなそうなのですが、特にメガネの子については
裸眼で見てる子とピント位置が変わってくるので、
自分の目にあわせるように言います。

20100611-メダカ卵.JPG

5/27(産卵後15日)~6/11(産卵直後)の卵を一日毎に分けています。
15日目は、もしかしたら死んでしまってるかな?と
学校で卵を見てみましたが、心臓は動いている様子。
だけどかなり弱くて危険かも・・・

卵を2-3個ずつ、トレイに取り分けてスタンバイです。
ここからシャーレに、卵を取り出して観察しました。
二度手間になってしまうのですが、事前にやっておくと
蒸発してしまうので、解剖顕微鏡の準備ができてから、移すことにしました。

【トラブル】
シャーレごと、ひっくり返してしまう!
1クラスに1-2班、やっちゃた・・・(>_<) 

当然、机の上に、水と卵が無残にも広がってしまいますが、
「卵は案外、硬いのよ。」と、余裕かまして、卵をつまみ、シャーレに戻す!
(毎日、生まれた卵を乱暴に扱っているからこそ出来るレスキュー( ゚ー゚)/ )

ある班に、
「自分がやる!」と、張り切って視野に入れていた男子がいたのですが、
ピント合わせも終了した直後、微調整しようとしてて、ガチャ~ン!!

あらら・・ダイジョブ~? と駆け寄ると、その男子、なぜかご立腹(*`⌒´*) で、
逃げるように立ち去ってしまったのでした・・・

でもまぁ、他のトコと同じように、シャーレに戻したのですが、
その間、その班の子たちも、他の班の子たちも、ノータッチ。
誰一人見てなかった、なんてわけじゃないと思うのだけど・・・
きっと、「何が起こったのか知らないふり」だったのでしょう。 逆に、
「あ~らら~。いいのかなぁ~」ってチャチャ入れる子もいませんでしたねぇ・・・

近くの女子に、「チョット気がきいたら、雑巾もってきてくれるとうれしいな」
と振ってみたけど・・・・うーん・・・・・(*'へ'*)
一応、急ぐので、自分で取ってきたのですが、
なかなか、積極的に自分から動く、ということが難しいのかもしれないです。

そんなこんな、で、一通り、解剖顕微鏡での観察を終える頃、
双眼実体顕微鏡(ここの学校は2台)を、教卓にセットします。
13日目くらいのものが、心臓の動きもよく見えて良いので、
ピント調整もすませてから、覗くよう誘導しました。

20100611-5-3.JPG

<産卵13日後>




さすがに明るく、大きく見えるので、子ども達も喜んで見ていました。
1週間後の卵と、目などの出来方も比較しました。

※顕微鏡のライトはできるだけ使用しないようにしました。
(以前、つけっぱなしで、シャーレの水が熱くなってしまった失敗が・・)


<産卵6日後>


この日も、観察中に、孵化したメダカが5匹ほど。
後半のクラスに、水槽に移した子メダカを渡しましたが、
さて・・・ちゃんと成長してくれているかどうか??

子ども達の中には、この子メダカも顕微鏡で見たい!という子がいましたが、
「拡大している」「動く範囲が大きい」から無理・・・と説明したのですが
いまいち納得してもらえませんでした。
時計皿で水を少なくすれば、できたかもしれませんが・・・・・
たぶん、死んでしまいますね。

小さな小さなケースかなにかに入れて、
ルーペで見れるようにしたらいいかも?と、あとで思ったのでした。


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