流れる水のはたらき [5年理科]

本日、5年生2クラス 流水実験を行ないました。
ずっと雨で、砂場での実験ができなかったのですが、今日もまた雨!

ミニ装置では難しいかなぁと、ずっと危惧していましたが、
自然の現象をモデル化するのは難しいと前置きしてから、実験を始めました。

昨日のトライ実験で、やはり長さもほしいと感じたため、
急遽、木材を使用して、地面になる部分の土台を作りました。
単に板に枠をつけただけですが、
あえて上下は仕切ることをせず、しかしはみ出しをさけるため、
白いテープを貼って、そこには土を盛らないようにしました。
地面をしっかりと固めたあと、水の通り道を作っていきます。
これには、実験用気体の白いフタを使い、固めながら筋をつけていきます。
流水1.JPG

4つのグループに分かれて、自由に作ったあと、
それぞれ、水によって崩れやすくなりそうなところを考えます。
カーブの内側、外側、そして“安全だと思われる場所”へ、「家」に見立てた
黄色の旗も立てました。(担任の先生のご提案)
流水2.JPG

地面の固さや、川の深さ、地面の盛り上がりなど、
様々な条件によって、ほとんどのグループは予想外の結果となりました。

カーブがきつ過ぎたり、地面が均一でないため水が道筋通りに流れていかず、
多くのグループに、「新しい川」ができていました。

安全だと思っていた箇所にも、川の氾濫で水が流れてきたり、
思うように流れてくれないため、「即席堤防」を作っていたグループもありました。

流水3.JPG

砂場では、どうしても遊んでしまいがちで、
クラス全員が集中できないことも多いのですが、
理科室内で実験をすることで、予想を立てたり、
結果を話し合ったりすることができました。
しかし、先生には、
時間があれば、砂場でも実験した方が良いですね
とお話しておきました。

この装置自体の改良点もいくつか発覚しました。
それは、1クラス目は問題なかったのですが、
続いて2クラス目に土を交換しようと思ったとき、
木材が水を吸って、湾曲していたのです。

ニスを塗ろうと思っていたのですが、時間もなかったので
そのまま・・・コーナーのみ、ホットボンドで水が漏れないように
加工していただけでしたから無理もないのですが、
持ち運びに便利なよう、薄め(5mm)の板を使ったことが
よくありませんでした。
実験中も、(ちょっと持ち方がマズイと割れちゃうかも)
という気もしていましたから、
やはり1cm程度の軽いものか、プラスチックで作った方が
良いかもしれません。
アクリル板で出来ればいいなぁとは思いますが、
かなり費用もかかってしまいますね。

なにはともあれ、私自身、勉強になる楽しい実験ができました。




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